某日某メンバーの会話
「あっかりーん発見！」
「…そこ足場にするとあぶないぞ？四季奈」
「…はッ……きゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!落ちるっ落ちるっ引っ張ってえええええええ!!!」
「っと…。別にここまで登ってこなくても俺が降りるのに」
「砦にいる時あかりんいっつもここにいるから一度どんな景色なのか見てみたくなったんだ。うん、いい眺めだね！」
「で、わざわざこんな所までどしたん？」
「そうそう、これをね、琉風君にリィ君へって渡してもらいたくてさー」
「あぁ、あれかぁ。使用者から奴の間では結構評判らしいな。香りもいいとかで」
「本当？今回のはね〜香りもそうだけど味もついてるんだよ〜♪」
「味？」
「うん、香りと味とで二度楽しめた上にさらに…はきゃああああァァァもーやだあかりんったら何言わすのフシダラなんだからー!!!」
「えーとクールに突っ込んじゃっていい？今フシダラなのは間違いなく四季奈の脳内だと思う」
「やっぱり？やっぱりわかっちゃった？リィ君が琉風君にこれ使ってるとこソーゾーしただけで私もう砦の中疾走しちゃいたいくらいだよ!!!」
「どれ………あ、なんか普通に美味い」
「でしょー、その辺結構拘ったからね。琉風君イメージして作ったの」
「四季奈にとっての琉風のイメージってこれな訳？」
「うん」
「四季奈…それってさりげなく琉風をバカにしてると思うぞ」
「いや、私の読みは間違いないとおもうの！でもそっちの方はリィ君に…って！はきゃあああぁぁぁぁもうだから何言わすのあかりんのインランっ!!!」
「どー考えても淫乱なの四季奈の脳内だし…」
「くれぐれも琉風君に中身のことは伝えないでね！口に入れても問題ないってことくらい言ってもらえればいいかな〜って、あ、呂揮君来た！」
「合同会議以外で『正門から』来るなんて珍しい〜」
「あぁ、だって呼んだのあたしだもん」
「四季奈が？」
「魔女砂乱獲要員獲得！」
「それ、いっつもリィに頼んでんじゃん。今日は違うの？」
「だってあたしがリィくん拉致したら今日『コレ』使わないかもしれないでしょ。あたしが聞いた情報によると
今日の夜ハウスにいるのリィ君呂揮君琉風君の３人らしいからあたしが呂揮君連れ出せばリィ君琉風君
２人っきり…ってもぉ言わせないでよあかりんのどすけべえぇぇッ!!!」
「………もう突っ込む気失せた」
＊ ＊ ＊
以上澪マスターギルド『空即是色』メンバー朱罹と四季奈の会話でした。
『となりドウシ・アナタと。』の前提話っぽい感じです。