どっちがですか。

 

(…………あっれー?)

風呂上り、ベッドの上で待っていた彩の姿を見た瞬間バスタオル一枚腰に巻いただけで出てきた事を史乃は若干後悔する。
このままてっきり行為の流れになると思っていたのに、史乃の予想に反しきっちりパジャマを着こんでいる彩のガードが想像以上に固かったからだ。
「史乃、こっち」
名前を呼び、ぽふぽふベッドを叩いてくるのでとりあえずそこに行きなんとなく正座してみる。
それからどうしてこうなったと自問自答しながら史乃は記憶を遡らせた。

(昨日の夜、メシの後らこからなんか封筒渡されてー………)

* * *

「んーなんだこれー?」
グラスに残った酒をあけながら史乃が封筒の中身を覗くとそこにはチケットらしきものが1枚。
「宿泊券かーこれ、場所は…コモド?」
人差し指と中指に挟みながらぴらぴら揺らしているそのチケットを渡した桜子はうん。と答え史乃が今日仕入れた新茶を飲んでいる。
「2人まで泊まれるから明日にでも彩と2人で行ってくるといいよ」
「それはうれしーけどなんでいきなりこんなのくれんだー?」
そもそも先週にギルド恒例の夏季旅行・『納涼肝試しツアー!!』と称してポートマラヤに行ってきたばかりの中、
『2人』でと妙に強調している辺り何かの意図を感じずにはいられない。
「蘇利耶くんのお気遣いだよ。琉風くんや呂揮くんも九曜の方で身も心も裸になって開放的になる機会があった事だし史乃くんたちも是非、だって」
「わっ…わわわっ!」
桜子がそう言った途端すぐ横で琉風が拭いていたカップをあやうく落としそうになり、一緒のテーブルで
桜子と新茶を楽しんでいた呂揮が急にさりげない素振りで背中を向けてしまう。
「身も心も裸で開放的っていうくだりは意味がよくわからなかったけどね。蘇利耶くんがご厚意でくれたものだしいただいちゃったら?」
そこで胸を撫でおろすようにほっとした様子の琉風、背中を向けたまま耳を真っ赤にしている呂揮に
わからないといいつつやけににっこりしている桜子、そして蘇利耶の言う『お気遣い』。
「感謝していただきまーす」
ありとあらゆる意味を理解した史乃はチケットを遠慮なく懐におさめた。
「というわけで楽しんできてね彩」
キッチン向こうの居間で熱心にトメのブラッシングをしていた彩だったが話の内容は聞こえていたらしい。
トメの喉を指先で撫でてやりながら桜子におうっと返事をかえしてきた。
「開放的とか俺もそのくだりはよくわかんねーけどせっかくだし行ってくるか、蘇利耶には近いうちに何かお礼しないとな」
それを聞いた莉良が食器を洗っていた泡まみれの手を高々と上げて挙手して見せた。
「はいはいはーい!ちゃんとお留守番してるからお土産買ってきてお土産ー!あたしコモド夏季限定販売のフラワーティーがいいー!!」
「分かった莉良がフラワーティな。他に土産希望あるかー?」
メモを取り出した彩の肩から片時も離れないトメに視線を合わせるように桜子が屈んだ。
「トメさんも今回はお留守番だよ」
桜子の言葉はちゃんと理解しているらしく、鳴き声こそ上げなかったもののその目つきは誰が見ても不満の色を隠し切れない。
「大好きな人の幸せを願うのもまた女の務めだよ、君なら分かるよね」
やがてトメは彩から離れていき、狭い室内の中でその羽を大きく広げた。

ズドンッ!!!!!

「どぅわぁぁあああああああああああああああッッ!!!!!」
大砲でも放たれたような大きな音を立てトメは史乃へと体当たりを繰り出し、後方へと派手に吹き飛ばされる。
「わーーー!!!!どうしたどうしたトメさん!!!!やっぱ一緒に行きたかったのか!?」
羽を半開きにしたまま史乃に向かって威嚇するトメをあやしている彩を横目に、桜子は倒れている史乃へとヒールを施してやった。
「…ってー…マジで殺る目してたぞあんのクソトメがー…」
ヒールを受けた史乃が起き上がり、彩にぴったりと寄り添っているトメを睨めばピィッピィィィ!!と挑発でもしているかのように鳴き続けている。
「大好きな人の幸せを願う微妙な女心だよ」
「ココロは微妙でも威力は半端ねえな。今まで見た中で一番でけぇんじゃねえの」
正に理の言う通り、今まで史乃が食らった中でも最強ダメージだったトメのファルコンアサルトと引き換えに、翌日彩と2人っきりでコモドへと旅立つ事が許された。

トメを置いていった事を最初は気にしていた彩だったが、上等なエサを土産に持って帰ろうと言う事で納得していた様子だった。
コモドは狩りや仕入れ等で幾度となく訪れている馴染みのある場所だったが、今回は観光と言う事で徹底的に散策をしてみることにする。

何度も見ている景色や場所の筈なのに視点を変えてみるとこれが中々面白い。
中央の山を登って頂上から周囲の景色を眺めたり、あらかじめ用意しておいたダイヤをカチュアに渡し、代わりにもらった装備に笑ったり。
海際がやけに賑やかになったので音楽につられていってみると見習いだったダンサーが本日舞台デビューとのこと。
職は違えど同じ冒険者でもある彼女へ激励の声援を送っていると、
そこに居合わせた彼女の大ファンという先住民キャンプ族の老人にいたく気に入られ、自宅へと招かれた。
そこで振る舞われたバーベキューの絶妙な焼き加減に感心したり驚いたり。
留守番組はと言えば1泊旅行の妨げにならないようにと史乃と彩以外でPTを組み、緊急事態以外はギルドチャットを
利用しないという徹底ぶりで、琉風が『ねえじゃがいもは何個?』と誤爆したその一度以外は静かなものである。
宿泊先の宿も海を見渡せる窓のある景色の良い部屋で、老人が土産に持たせてくれた燻製を肴に地酒を飲みながら交わされる会話は途切れる事はなかった。

史乃自身もそうだが彩もとても楽しそうにしていた筈なのに。

* * *

(風呂は別々に入るって言ってた時点でちょっと変だなーとは思ってたんだよなーっつかなんで俺ベッドの上で正座なんかしてんだー?)
どんなに考えても今の状況になった理由がちっとも思い浮かばず、史乃はまっすぐ見てくる彩のアクアマリンの瞳を困惑気に見返すしかない。
「史乃、あのさ」
「あ、はい。なんでしょー」
彩が話を切り出してきたので思わず姿勢を正して耳を傾ける。


「俺の事煽って」


「……………はぃ?」
「だから、SEXするの少しの我慢もできなくなるくらい史乃が俺の事煽ってみて」
「……………………………………………………」
それを聞いた史乃はぼすぅっとベッドへ横倒れになった。
「史乃!?いきなりどうした湯あたりかっ!?」
倒れたまま動かない史乃を慌てた様子で彩がゆさゆさゆさぶる。
「えーとなんつーか…色々モヤモヤ考えてた俺すげー馬鹿みてー」
「ん?なにがだ?」
全く分かっておらずきょとんとしている彩にかわいーなーなどと思う自分の脳内に若干の
末期じみたものを感じつつ、とりあえず今すぐ押し倒したい衝動を辛うじて堪える。
「いーやまーそれはおいといてー。次は誰の入れ知恵だー?」
「別に誰の入れ知恵でもない。俺がそうして欲しいって思ったんだ」
「???なんでだー?」
今度は史乃がきょとんとする番だった。今まで彩が大胆な言動や態度を取る時には必ず背景には
必ず誰かの『助言』という名のイタズラが仕込まれていたのに今回は違うというのだ。
「全然自覚ないんだけど史乃がほら、俺がよく煽ってくるって」
「まーそーだなー」
「その逆って史乃の記憶の中であるか?」
「えーと、んー………」
すぐに答えが出てこない様子の史乃に、な?と言いながら腕を引いて起こし間近で史乃の瞳を見つめる。
「ないだろ?史乃の事好きだし史乃とするSEXも好きなのに。俺なんか変なのかなって思って」
時折史乃の赤毛を指先で撫ぜてくる彩の表情はちょっと不満そうで、そしてどこか哀しそうだ。
「だから、こんなにがっちり着込んでたのかー?」
「うん、知らない内に煽ってたら困ると思って………んっ」
いつの間にか彩も正座し、両手をもじもじさせている仕草が可愛らしくてついその唇を啄んでしまう。
「あれだ、惚れた弱みってやつじゃねーの」
「んっ…」
口づけた唇を親指でなぞっただけで小さく漏れる彩の吐息。
「あんたにすげー惚れてんだから、事あるごとに煽られんの当たり前だろー?」
「俺だって史乃の事好きだぞ」
「あー今のでまた惚れ直した」
「えっ?今のがか!?」
驚いた様子の彩にもう一度口づけそう、とでも言うように史乃が小さく頷く。
「彩に好きって言って貰ったりハグしてもらったりキスされたり、そーいうことされる度言われる度に惚れ直すんだよ、何回も何回も」
「………………」
「あんたへの気持ち、マジで底なしなんだぜー…っておぉーっ!?」
いきなり彩が史乃に抱きつきそのままベッドへとなだれ込んでいく。
「彩?」
顎に触れる金髪にくすぐったさを感じながらも史乃がゆっくり背中を撫でてやると身体を僅かに浮かせて史乃と視線を合わせた彩のキスが落とされる。
「こんなに想ってもらってたんだって考えたらなんかすげー嬉しくて」
そのあま史乃の上に跨るようにしながら半身を起こすと、心なしか顔を赤らめた彩の唇が動く。


「…………だいすき」


切ないくらいか細い声で囁く声はどこか甘く、史乃は俺もと言い返す事も忘れてしまう。
言葉に酔うってマジであんだなーなどと思いながら。
ややしばらくの沈黙の後、動いたのは彩だった。
史乃の裸の胸に手を這わせながら首筋を軽く吸い上げてくる。
「俺今煽られたかも…」
自ら紅く残した痕を舐めながら言う彩の声は僅かに色を帯びていた。
それに応えるように史乃の手がきっちりと着込んだパジャマの中へと忍び込んでいく。
「そーかー?あんま煽ったつもりねーんだけどなー」
「俺だって普段煽ったつもりなんてないぞ。だからあいこ…ぁ…ン…」
啄むようなキスを繰り返しながら彩のパジャマの中で乳首をつままれれば小さく鳴き始めた。
「しよ、史乃。いっぱいしよ…?」
「最初からそのつもりだってー」
そのまま彩の身体をむしゃぶるように抱きしめた。

* * *

「はぁ、あンっあぁぁんっ」
「結構真面目に告ってたのに…その間にあんたココこんなにしてたのかー?」
「あんッ!」
史乃がココ、と言って握ったのは彩の雄。
握る前から既に立ち上がっていたそれを上下に扱くと恥じらいもせずに彩が頷いた。
「ぁんっ…だからっ言っただろ…史乃に煽られたって…ああぁんっっ」
史乃の身体に跨ったまま雄を指でいじられる度に彩の身体は上下に跳ねる。
既に何も身に着けていない裸の恋人が自分の愛撫一つで過剰に乱れる様は扇情的以外の何者でもなかった。
「あっあぁ…………んぁぁぁぁぁっっ」
思わせぶりに肌を撫で回し、時折乳首を捏ねていた史乃の手が後ろへと回り、彩の秘部を指でひと撫でしてやるとくちゅりといやらしい音が立つ。
性的興奮が高まるとまるで女のように濡れてくる彩の秘部は、史乃の指をあっという間に蜜まみれにさせてしまっていた。
「あんッあんッあぁぁッあんんっっ史乃ぉっ…ゆび…もっと……あっひぁっあぁぁぁんっっ」
入口を執拗に指で擦る動きに焦れて大胆に腰を動かすと、自らの雄と史乃の雄とか擦りあわされる形になってしまう。
史乃のソレも既に硬く立ちあがっており、その熱を直に感じて興奮したのか彩の声はますます高く艶を帯びていく。
「あぁんっあんっあんっきもちいぃっあぁっ史乃ぉっ」
自分が動けば史乃の指は秘部の奥まで埋め込まれ、雄が史乃のモノと擦れてじんとした悦が彩をじわじわと、そして確実に追い詰めていく。
時折彩のペースを乱すようにぐちゃぐちゃと秘部の中をかき回しそこから溢れた蜜が
史乃の指をぐっしょりと濡らし、耐え切れなくなった彩が喘ぎ混じりの声で言葉を紡いだ。
「イく…もイくぅ…あんっ史乃ぉっ…ぁ…史乃っ…」
絶頂を訴える合間に指の腹で乳首をこねくり回されよがる姿に史乃もまた限界が近づいていおり、雄同士の圧迫を強めるように腰に手を回して引き寄せる。
「そのまま動かしてなー…一緒にイこ?」
もはや史乃に言われたからそうしているのか、こうしているのが気持ちよくてただやめたくないのか彩にはもう分からない。
ただ無我夢中で腰をふりたくって与えられる悦に求めた。
「あぁッイク…史乃…あぁぁぁ史乃っ史乃ぉぉぉッッ」
いやらしい声色で史乃の名前を叫び続け、その男の指をいっぱい秘部に咥えさせられたままで彩が精を放つ。
「ひぁっあんっ熱ぃっ…あぁんっ史乃………」
彩が達したのとほぼ同時に史乃も達し、直接感じるその熱に酔いしれる。
「はぁっはぁ………はぁんっはぅ…ぁンっ…」
達してもなお与えられる快楽を離したくなくて彩が腰を揺らし続けていると、秘部から引き抜かれた史乃の指が膝裏にかかりそのまま持ち上げられた。
「あ…アァ………」
史乃のすぐ目の前で足を大きく開かせられる格好は本来恥ずべき姿なのだろうが、注がれる史乃の視線に
逆に興奮してしまい真っ赤になった秘部は彩の意志と関係なくヒクヒクと蠢く。
「あぁぁっあんっっ……ンッ…」
その秘部に当たる史乃の雄はいつの間にかもう硬く熱くなっており、ソレが与えてくる気持ち良さを想像し彩はごくりと喉を鳴らしていた。
「コレ、美味そー?」
雄の先端で秘部をつつかれ恥ずかしい問いを投げかけられても彩は躊躇いもなく頷く。
「うん、はやく欲し…」
「どしたー?なんか今日は随分ガッついてんなー」
徐々に雄が彩の秘部を圧迫し始めるがまだ全部を与えようとしない史乃に訴えかけるように潤んだアクアマリンの瞳が見つめる。
「言っただろ…煽られたって………あんッ…きて…はやく…ぅ…」
欲しがる彩を焦らす理由も、そして余裕もなく史乃は膝を抱えていた手の力を緩めると一気に彩の秘部を貫いた。
「…ぁ………アァァァァァーーーーッッ!!!」
一気に史乃の全てを飲み込まされ、吐き出す精もないまま達したのか史乃の上で彩の身体が小刻みに震える。
「やっべーやっべーもってかれるとこだったー…」
その時の彩の締め付けは史乃にとっても無常の快楽となり、達してしまうのは辛うじて
堪えたものの一瞬意識が飛びそうな程の悦だった事に思わず自嘲の笑みを浮かべてしまう。
「結構乱暴にしたのに彩のココすっげー気持ちよさそう」
「ア…ん…きもちいぃッ……あぁっあぁぁんっアァァァァーーーッッ!」
自らの雄を咥え込む彩の秘部へ舐めるような視線を寄越した後、下から突き刺すように
腰を動かしてやればビクビクと体を跳ねさせながらさも嬉しそうに彩が鳴き喚く。
「あんたさ…結構激しくされんの好きだったりー?」
「ん…史乃の激しいの大好き……いっぱいして…」
与える悦が気持ちいいと、しかも名指しで言われるのは思いのほか嬉しく、そしてそれ以上の色欲をそそる。
それと同時に史乃の中のケダモノゴコロが急速に頭をもたげ、いくらなんでもはやすぎんだろーと
心の中で呟きながらも彩の秘部を穿つ動きは止まらない。
「やっべー……俺またケダモノになっちまうかもー…」
「なっていい、から…きて史乃ッ…もっと…もっとぉっ」
「………彩」
「ア…!…アァァッアァッあッあんッアァァァァッッ!!」
史乃の上で彩の身体は激しく揺さぶられ卑猥な音を響かせながらぐっしょりと濡れた秘部へと雄が出し入れを繰り返される。
「あぁっ史乃っ史乃ぉっいぃっ気持ちいぃッあぁぁぁ史乃ぉぉぉッッ」
己の雄をじゅぷじゅぷ咥え込みながら気持ちいいと鳴きよがる姿に、恍惚とした表情で名前を呼ぶ声に、彩の全てにのめり込んでいく。
「彩…すっげーイィ……あんたの全部……」
さも浅ましい視線を寄越しているはずなのに、それに興奮したかのように彩の秘部は史乃の雄を心地よく締め付けた。
「あ、また史乃に煽られ…あぁぁんッあぁぁそこいぃよぉぉっ」
彩の言葉を遮るように奥の弱い部分を雄の先端でぐりぐりと刺激してやると、余程気持ちがいいのか蜜の量がさらに増えぐぷぐぷと泡立つような音が経ち始める。
「煽るとか、煽られるとか…そんな事より彩はココの事考えてろってー…」
「ひぁ…あ…あんッあぁんっ」
ココ、と言いながら自らの雄を咥え込んでいる彩の秘部を指の腹で擦ってやる。
「やらしー蠢き方して俺の事離そうとしないココだけになー…」
「あっひぁっあ…あ…!……あぁぁぁ史乃ぉぉおッッ」
史乃の言う通りに意識をそこに持って行ったせいなのか、少し動いただけで過剰なまでに鳴いてあとからあとから蜜を溢れさせていく。
「イくぅ…史乃っ…イっちゃう…あぁぁぁ史乃もぉイクぅぅぅっ」
「……っ……」
「はぁんっあんっ史乃っ史乃ぉぉっイク…ッ……ア…ァ…アァァ……………!」
ベッドが激しく軋み彩の背中が大きく反る。
史乃の身体に精を飛び散らせながら勢いよく流し込まれる史乃の精を身体の中で受け止めていた。
「あ…あん……あ………ぁ…?」
半身すら支える事が出来なくなり史乃の胸へ倒れ込んだ彩だったが、すぐに史乃によってその身体をベッドに横たえられた。
好色げな顔で見つめる史乃と視線が合ったと思うと足を大きく左右に広げられ、自分の秘部までもが視界に入ってくる。
「あ…ぁ…」
「全部中に出しちまったから掻き出さねーと…」
ココ持ってて。と片足を彩自身に抱えさせるようにすると史乃は空いたその手を彩の秘部へともっていき指を2本捻じ込んだ。
「あ…はぁんっあっあんっ」
中に出された精を吐き出すためとは言うが彩の秘部に入れられた指の動きは明らかに淫靡な動きを繰り返す。
「あぁぁぁんっああぁっあぅっあぁぁぁんっ」
くぷっくぷっと音を立てて秘部から精を掻き出される音にまで感じてまた蜜をあふれさせてしまう。
「なんかぐちょぐちょしたの出てきたなー」
全て掻き出された後も動き続ける指に蜜の量は増え音は一層卑猥なものとなる。
「あぁぁっ史乃ぉっあぁんあぅぅぅっあぁぁぁ史乃ぉぉっ」
いつの間にか3本に増やされてしまっていた指がぐちゅぐちゅぬちゃぬちゃと粘着質な音を
立ててナカをかき混ぜられ、彩は史乃の見ている目の前で雄を立ち上がらせていた。
「あうぅ、ぅんっ……」
史乃が注ぎ込んだ精すら流れてしまうほど彩の蜜にまみれた秘部から漸く史乃の指が引き抜かれる。

「よし終わりー…すげーぐちょぐちょになってっからキレーにしてやるなー」
「え…?……あ…ぁ……アァァァァッ!」
「んー…んっ…」

顔を下におろしてじゅぱじゅぱと秘部を啜り上げ、嬌声を張り上げる彩の足の間に顔を押し付けたままそれこそケダモノのような浅ましさでしゃぶり回された。
「あぁっ史乃ぉっあぁイクぅっアァァァ史乃っ史乃ぉぉぉぉッッ!」
絶頂を訴える彩の雄を史乃の指が軽く扱くとすぐに達したのか彩の雄から精が飛び散る。
「…っ……ぁ…アァァァァァァッッ!!!」
唾液の糸を引かせて史乃が秘部から顔を離すや否や、息つく間もなく史乃の雄がつい先ほどまで舌で散々舐めまわされていた彩の秘部に突き入れられた。
逃げられないように彩の腰を抱えて弱い部分を雄で圧迫し、腰を震わせながらまた彩が達したのか史乃の腹部を汚していく。
「あ…史乃…しの………しのぉ…」
開きっぱなしの彩の口の端からは唾液が流れ、それを舐め啜るようにしてどこか優しい仕草で抱きしめる。
「ごめんな彩、マジケダモノで…もーホントどーにもならね…」
小さく首を振ってすり寄るように抱きしめ返すと史乃の赤毛へと与えられる彩のキス。
「史乃ならいい、だからいっぱいして…もっといっぱい…」
「彩……」
「史乃の全部、気持ちいい…」
「あー…うん、マジでもー無理」
「史乃…あぁっ…あんっ史乃っあぁぁぁ史乃っ史乃ぉぉぉっっ」

あんたが可愛すぎてもうケダモノゴコロ止めるの無理、最初から分かってたけど無理。
いっぱいオカシクしてやるからいっぱいエロいとこ見せて。
ってか『史乃の激しいの大好き』とか下半身直撃モンだからな。
そーすればする程俺も彩と一緒にもっともっと気持ちよくなれるから。

その言葉をいう余裕もないほど目の前の恋人に煽られても、史乃はもう抗わない。



「大好き史乃」
「俺もすっげ大好き」



結局最後に行きつくのはココなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

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